あなたが感動した小樽のおもてなしエピソード~2月

2021年2月10日

毎月第2月曜のASAKATSU!では
「あなたが感動した小樽のおもてなしエピソード」をご紹介しています。

本日は小樽洋菓子舗ルタオの稲葉さんと小樽観光協会の永岡さんにご出演いただきたました!

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観光客の姿も少ない自粛期間中に
遅くまで頑張って開けているコロッケ屋さんを見つけ
家族3人で1つずつ購入したら、可愛いお姉さんが
“最後のひとつだから、もう1つ食べませんか?”
と言ってプレゼントしてくれて、ほっこりとした気分にさせてもらいました。
雪の中でしたが、心も一緒にあたたまりました。
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2011年暮れに、沖縄から移住。バスと電車で西へ東へ。
車イス使用のため、中央バスの職員さんにはお世話になりっぱなし。
バスに乗り合わせているお客さんは、車イスの積み下ろしに、
文句言わず、待っていてくださる。何を言うわけでもないが、
暖かいまなざしに毎度、感謝。
ハイスピードの現代社会の中で、私の車イス行動は、
多くの皆様の優しさで、多くの目的地へと走っております。
これは皆様の静かなあたたかいお心。
あらためて、ここにありがとう!を。
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靴の底がはがれた。
古い靴なので仕方なし。
応急処置のボンドの有無をフロントに確認したら、あるとのこと。
びっくり!?
これが素晴らしい。
私自身、初めての経験だが、こんな準備もしているなんて!
スゴイぞ、小樽ふる川さん。
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娘たちとその友だちを連れて、
小樽市内をドライブした数年前の4月のできごと。
みんなで鬼ごっこや競走をしようと、
手宮にある陸上競技場に登ってみたのですが、
まだ雪がたくさん残っていてあえなく断念。
別のところに向かおうと手宮公園内の道路を下っていくと、
下から対向車が上がってきました。
黒いトラックのような大きなボディのゴツいアメ車。
怖そうなお兄さんがハンドルを握り、
ド派手な茶髪のお姉さんが助手席に座っているように見えました。
ただでさえ幅の狭い道路なのに、よりによってこんな大きな対向車とは。
「ぶつけたら大変だぞ」
そんな思いが余計にハンドルを切らせたのでしょうか、
車を左ギリギリに寄せようとした瞬間、
「ガッコッ!」
大きな音を立ててタイヤが側溝に落ちました。
大きなアメ車のお兄さんがこちらに視線を向けながら、
ゆっくり通り過ぎていくのが見えました。

「いやマイッタなー」
子どもたちと一緒に車を降りてみると、
前タイヤが見事に、完璧に、側溝にハマっています。
「みんな、危ないから離れてて」
子どもたちに注意を促し、脱出を試みようとアクセルをふかすのですが、
前にも後ろにも車はビクとも動きません。
しばらく途方に暮れていると、
その様子を見ていた通りがかりのおじさんとそのご家族が、
「これ使えないだろうか」
とたくさんの砂袋を車に積んで持ってきてくれました。
小樽市内の急坂に設置されている、あの滑り止めの砂袋です。
「いやー助かります。わざわざありがとうございます」
そんなことを言っていると、な、なんと
さっきの黒いアメ車のお兄さんとお姉さんが戻ってきてくれたのです。
「僕らのせいで落ちたから」
そんな優しい言葉と一緒に、大きな枕木のような材木を抱えて。
「使えそうなものをあちこち探してもなかなか見つからなくて、
家まで戻ったので時間が掛かっちゃって」

その時点でちょっとウルっときました。

側溝に落ちたタイヤの下に砂袋を敷き詰め、さらに材木を側溝に噛ませ、
よし準備OK。
みんなが力を合わせて「せーの!」と力一杯押してくれた車は、
アクセルを踏み込むとゆっくりと動き出し、ついに脱出に成功しました。
「わー出たー!」
子どもたちもおじさん、お兄さんたちもみんな大喜び。
みなさんには丁寧にお礼を申し上げその場をあとにしました。
帰る道すがら、
「車に傷がついたのは災難だったけれど、今パパは、
それ以上に大きなものをもらったような気分でいるんだよ」
そう話すと、バックミラー越しに大きく頷く子供たちの姿が映りました。
この小樽で感じた。
世の中、捨てたもんじゃない!
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今あったことを話そう。
小樽では緊急事態宣言が発令され、
わしが勤める会社も例外ではなく外食禁止となった。
そんな中で、小樽が誇る名店「がつやしまざき」と「中華食堂 桂苑」が
タックを組んだという【チャップハン】なるメニューが登場したと聞いた。
これは食さなければならない。
何故ならば、わしには作り手の顔が浮かぶからだ。
意気込んでタルシェへと向かう。
いつもは賑わっている「伊勢鮨」さんの駅ナカ店は閉まっているはずなのに
人が並んでいる。
あ!ここでお弁当を売っているんだね。目移りするメニューの中、
ラスト1個となったお目当ての【チャップハン】を無事購入。
「桂苑のチャーハン」に
「がつやしまざきのポークチャップ」が乗ってるこのメニュー。
ハズレはないよね。
でも、今日の小樽は吹雪模様。車の温度計は-10℃を指してた。
寒いのである。
良い事にタルシェは小樽駅の中にある・・・という事はキヨスクがあるのだ。
「汁物を買おう」そう思ってお店に入り、カップのお味噌汁を買った。
そうしたら、レジのお姉さんが!←ここから重要。
わしの持っていた「チャップハン」をみて
「良かったら一緒に入れましょうか?」「箸もつけておきますね」
と言ってレジ袋を用意して割りばしも入れてくれた。
チャップハンにはスプーンが付いてる。
でも、お味噌汁食べにくいでしょ?という心配りだ。
あったかいじゃない!!嬉しいじゃない!!
小樽、まだまだ大変だけどみんなでがんばろうね!!
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皆さんからの、「あなたが感動した小樽のおもてなしエピソード」をお待ちしています!

小樽観光協会 ホームページ「おたるぽーたる」https://otaru.gr.jp/project/omotenashi-episode


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