30分限定ラジオ観光大使「ルパンフェス2026参加レポ」

2026年9月2日

次の旅行のご予定はお決まりですか?

30分限定ラジオ観光大使パーソナリティの田邉邦昭です。

ラジオの前のあなたは8月22日(土)、23日(日)に開催されたルパン三世フェスティバルin浜中町へは行かれましたでしょうか?

今年の私はアウトドアスタイルの銭形警部のコスプレでお邪魔しました。

浜中町オリジナルルパン三世グッズを含め、アウトドアスタイルのイラストの露出は少しずつ増えてきているのですが、果たしてどれだけの方に気付いていただけたでしょうか?

さて今回の開催で2日間とも行われたイベントプログラムとしては、展示,グッズショップ,コスプレ来場プレゼント,新作グッズ争奪!じゃんけん大会があり、1日目のみの公式プログラムはありませんでした。

会場の浜中町総合文化センターに入ってすぐ右手には浜中町オリジナル「ルパン三世」缶バッジPRESENT CAMPAIGN ~第2弾~(以下「缶バッジキャンペーン」と表記)で配布されている缶バッジの実物と、たんちょう釧路空港2階特設コーナーでルパンフェス開催記念として9月29日(火)迄の期間限定で販売されている『ルパン三世』×TAG LIVE LABELの浜中町描き下ろし「ルパン三世」オリジナルラベル缶の実物展示がありました。

ロビーでは歌舞伎『流白浪燦星 碧翠の麗城(るぱんさんせい へきすいのれいじょう)』の写真展示(撮影不可の為、画像はありません)と共にフォトスポットが設けられました。

グッズショップでは新作グッズを軸に『流白浪燦星 碧翠の麗城』グッズも一部販売がありました。

モンキー・パンチコレクション受付横の部屋は「霧カフェ」となっており、外側の壁面には「ルパン三世」シリーズ ビジュアルBOXと題し、パチンコ・パチスロのHEIWAの「ルパン三世」シリーズ歴代人気機種のポスタービジュアルと特別ムービーの公開がありました。

「霧カフェ」の中は浜中町の景勝地を中心とした町の魅力をピックアップした写真や絵画の展示と『ルパン三世』TVシリーズ年表,浜中町オリジナルのルパン三世イラストを一堂に会したデザインボードなどの展示があり、1日目は物販は無く休憩所を兼ねていました。

モンキー・パンチコレクション内の「AGITO」では、『ルパン三世』での使用曲を含めた数多くの楽曲を手掛け、今年の5月に亡くなられた大野雄二さんの追悼展示がありました。

1日目唯一の参加型イベントプログラム、新作グッズ争奪!じゃんけん大会は浜中町公式観光キャラクター「きりたん」とじゃんけんをし、勝ちまたはあいことなった各回先着50名に町役場で使用している封筒のデザインを模したクリアファイルをプレゼントし、3分の2の確率でクリアファイルをゲットできるはずが、きりたんが非常にじゃんけんに強く、会場内をざわつかせました。

※クリアファイルを勝ち取って歓喜の雄叫びを上げる来場者達を前に微笑む商工会会長の松村さん

この他、イベントプログラム外でしたが、町の広報の方の撮影で来場されたコスプレイヤーの集合写真撮影が行われました。

朝の開場直後には浜中町長の齊藤さんを囲んでの撮影が行われました。

齊藤さんはその後すぐに公務で浜中町を離れる必要があり、この撮影は茶内駅から会場までのデマンドバス到着より前に会場入りしていないと参加できない時間の実施だった為、車移動でお越しの方や前日から霧多布地区に宿泊の方のみの参加となりました。

開催当日に浜中町に到着した方々も集まって来た午後にも撮影が行われ、屋外会場のラッピングトレーラーの前で。

缶バッジキャンペーンへの参加で会場を離れた方も多かったようで、全員が一堂に会す形とはなりませんでしたが、朝と午後の合計23名の方にお集り頂けました。

ご参加頂いた皆様、ありがとうございました。

1日目は飲食物の販売・提供コーナーが無かった為、来場者の昼食は各自町内のお店へ出向く形となりましたが、イベントプログラムが少なかった事から展示をじっくり見たり、観光をしたり、缶バッジキャンペーン参加で茶内地区まで往復するなど、行動が分散した事で目立ったパニックはありませんでした。

2日目は1日目と同様のイベントプログラムの他、映画『ルパン三世 くたばれ!ノストラダムス』以降のアニメ,映画『ルパン三世』作品でルパン三世の声を務める栗田寛一さん,映画『LUPIN THE IIIRD THE MOVIE 不死身の血族』でムオムの声を務め、歌舞伎『流白浪燦星 碧翠の麗城』では流白浪燦星と石川五エ門の一人二役を演じた片岡愛之助さん,『流白浪燦星 碧翠の麗城』の脚本・演出を手掛ける戸部和久さんを特別ゲストに迎えたスペシャルトークを目玉に、フィアット500&等身大フィギュア撮影会,霧カフェでの物販(展示・休憩スペースとしての開放は両日実施),屋外会場での道東グルメ大集合(屋台・キッチンカー),湯沸岬(霧多布岬)灯台一般開放が行われました。

開場前にはスペシャルステージの当日券を求める方の列と、主に霧カフェ目的の方の入場列ができていました。

ルパンフェス2日目の霧カフェでは霧多布高校の3年生が販売実習としてペットボトルのドリンク各種と町内のクレープ屋さん Fleur Reve(ふるーるれーぶ)監修の「チー昆クッキー」(画像右)、ケーキ屋さん ケーキハウスM.ROSE(エム.ローズ)監修の「ハマフィン」(画像左)がそれぞれ数量限定で販売され、利用者には先着限定で非売品のコースターがプレゼントされました。

海上保安庁協力による湯沸岬灯台の一般開放では、日中ながら灯台を点灯させたり、訓練を兼ねてヘリコプターのフライパスなどが披露されました。

灯台内にはルパンフェスに合わせた例年の公開時恒例のパネル類をはじめとした展示があり、今年は『LUPIN THE IIIRD 銭形と2人のルパン』のパネルも展示されておりました。

灯台内の急角度で狭い階段を上っていくと、外壁が赤い所の上に出る事ができます。

灯台の上は遊歩道と比べ、物理的に水面からの距離は少し離れてしまいますが、見晴らしが良くラッコを探すには向いており、観察できたタイミングもありました。

眺望を楽しんでいたら、スペシャルゲストの栗田貫一さん,片岡愛之助さん,戸部和久さん(以下、栗田さん,愛之助さん,戸部さんと表記)がラッコを見にいらっしゃいました。

以前にも浜中町でラッコをご覧になった栗田さんに対し、浜中町は初めてという愛之助さん。

愛之助さんに見せたかったという栗田さんはラッコを見付けられた際にホッと胸をなでおろされていた様子でした。

屋外会場では11時から道東グルメ大集合の屋台・キッチンカーでの販売が始まりました(画像は準備時点のもの)。

ルパンフェス開催前特集の放送でもご紹介しましたアウトドアアシスト岩松やWILD ZEROの屋台もあり、エゾシカサイコロステーキは今年も多くの来場者の舌を唸らせていました。

お昼の時間、屋外会場が賑わいを見せる中、歩かれていたのはスペシャルゲストの戸部さん。

写真を撮らせて頂いたあと、エゾシカサイコロステーキとビールを手にニコニコ顔で屋外会場を後にしていました。

午後2時からはメインイベントのスペシャルトーク。

※以下はスペシャルトーク閉幕後に記憶を頼りに急ぎ取ったメモを基に記載しています。実際のスペシャルトークで話された内容と合致しない箇所や抜けている話題がそれなりにあると思われますが予めご了承ください。

栗田さん,愛之助さん,戸部さんによる挨拶の後は浜中町へ来た感想から。

ラッコを見れた事,コープはまなかで4.0ソフトを召し上がった事などを話されました。

愛之助さんは美味しかったので1つ召し上がった後にミックスをお代わりしたそうです。

前作『流白浪燦星』に関するエピソードでは、ルパン三世の歌舞伎化の許可が下りた際に「ルパン三世、どうやって歌舞伎化するの?」と紆余曲折しているところにトムス・エンタテインメント(ルパン三世も手掛けるアニメ総合プロデュース会社)から“もし歌舞伎の世界にルパン一味がいたら“で良いとの提案があって製作が進んでいったのだとか。

また、劇中では愛之助さんによる台詞『流白~浪燦星(るぱ~んさんせい)!泥棒さ』がありますが、スペシャルトーク会場では栗田さんが愛之助さんのものまねでこのセリフを披露する場面もありました。

アニメ『ルパン三世』での軽快な「ルパ~ン三世」とは一味違った声の出し方に会場は大盛り上がりとなりました。

一方、歌舞伎の稽古に際し愛之助さんの方でもアニメを何度も見ては寄せて行ったのだそうです。

新橋演舞場での公演にはアニメ側のキャスト陣も歌舞伎『流白浪燦星』を見に行かれたそうで、来場されたキャストを愛之助さんがいじったエピソードなどを語られていました。

続いて『流白浪燦星 碧翠の麗城』に関するお話。

今作で愛之助さんは一人二役の為、最初は忙しくてご飯を食べる暇が無く、瘦せてしまったのだそう。

それで劇中の蕎麦を食べるシーンで食べるふりから実際に食べるように変更し、演技ではなく本気で口にかっ込むようになったのだとか。

前の方の席で観劇すると“ガチ食い”の様子も見えるそうですよ。

話題は役の早替えに移り、歌舞伎の早替えがあまりにもすんなり済んでしまうと見に来たお客さんが登場人物の変化に対し、同じ演者が早替えをしたという事に気付かない事もあるそうで、お客さんの反応は一拍間があってから妙に納得した表情に変わったりするのだと語られていました。

これはものまねの世界にも通ずるとの事。

栗田さんがドレミの歌をものまねで行い、ドレミファソラシドの音が変わるタイミングに合わせて真似る人を変えていき、歌のテンポが速くなるのに合わせてものまねの演技も早替えをしていくというネタで、その切り替えが完璧過ぎるとお客さんがあまり笑ってくれず、ちょっと上手くいかなかったり、ものまねの演技が他のものまねと混ざっちゃった方が面白かったりするのが、歌舞伎で早替えが少し間に合わなかったときの方が拍手喝采になるのと共通するようです。

このような演者側,脚本を整える側の裏話をいくつか披露された後、昨年6月に公開された映画『LUPIN THE IIIRD THE MOVIE 不死身の血族』の話題へ進みます。

アニメ『ルパン三世』で石川五ェ門の声を務める浪川大輔さんからのビデオメッセージがあり、アニメの収録現場の裏話へ。

現場では浪川さんがいない事が多く、度々栗田さんや山寺宏一さん(銭形警部役)が浪川さんに代わって浪川さんに寄せた五ェ門の声を真似して演じ、それを浪川さんが後から聞かされると

浪「僕、いらないじゃないですかぁ」

栗「お前いないからやっちゃったよ」

浪「やめてくださいよぉ」

なんていうやりとりがあるのだとか。

また、浪川さんは現場入りする際のウォーミングアップとして、浪川さんの前に五ェ門の声を担当されていた井上真樹夫さんの「女か」という台詞に寄せて繰り替えし、楽器のチューニングさながらに

「女か」

「女か」(さっきより少し高めの声で)

「女か、」(より渋く)

「女かっ!」

と発声練習をされているそうです。

続いて愛之助さんが演じられたムオムについて。

作中ではしっかりとした言語で話している様子から、ルパンの一撃以降にムオムが発する言語(ファンの間ではムオム語とも呼ばれている独特なうめき声のような言葉)は台本では「ムォムォムォムォ」と書いてあるだけだったのを現場で相談しながら作り込んでいったそうです。

また、愛之助さんはオファーが来た際にルパン達を助ける役かと思って喜んだら思い切り敵役だったのでガッカリしたというエピソードで会場の笑いを誘っていました。

その後は東京で行われるアニメ『ルパン三世』55周年を記念するポップアップストアや、10月から放送されるルパン三世傑作選の案内、栗田さんの過去作での思い出などが話されました。

そしてクイズじゃんけん大会。

スペシャルゲスト3名にまつわる三択クイズを出題し、クイズに正解した方とゲストとのじゃんけん大会で、最後まで勝ち抜いた方にスペシャルゲストのサイン入りルパンフェスポスターがプレゼントされました。

栗田さんにまつわるクイズでは、栗田さんが浜中町で体験しみたい事は何?という問題で、出題の選択肢、A,B,Cにないものとして「D、ドリアンでカラオケ。愛之助さんに体験してもらいたい」と話されていました。

浜中町へ何度も足を運んでくださっている栗田さんならではの浜中愛の込もったコメントでした。

更に別の豪華景品をかけたじゃんけん大会、スペシャルゲストの挨拶と続きスペシャルトークは幕を閉じました。

記載した内容はスペシャルトークの一部に過ぎませんが、歌舞伎の裏話は意識しながら観劇すると違った魅力も見えてきます。

9月には京都の南座、来年2月には福岡の博多座で公演される『流白浪燦星 碧翠の麗城』。

是非ラジオの前のあなたも足をお運びください。

スペシャルトーク終了後は釧路空港へ急ぐ方,道東グルメ大集合を楽しむ方,グッズショップに行く方と、それまでの過ごし方で行動が分かれている様子でしたが、道東グルメ大集合とグッズショップの片付けが始まる午後4時以降は会場を後にする方がほとんどでした。

メイン看板の裏側にある寄せ書きコーナーもびっしり埋まり、今年もフェスティバルの名に相応しいお祭り騒ぎが無事に終了しました。

釧路空港で好評発売中の『ルパン三世』×TAG LIVE LABEL コラボ缶は9月29日(火)まで、缶バッジキャンペーンは2027年3月31日(水)まで続きます。

期間中、釧路空港利用の際や浜中町旅行の際は是非ご注目ください。

―――公演情報―――

『流白浪燦星 碧翠の麗城』

・2026年9月2日(水)~26日(土)

昼の部:午前11時~

夜の部:午後4時

劇場:南座(京都府)

詳細情報:https://www.kabuki-bito.jp/theaters/kyoto/play/955/

・2027年2月6日(土)~26日(金)

昼の部:午前11時~

夜の部:午後4時

劇場:博多座(福岡県)

 詳細情報:https://www.kabuki-bito.jp/theaters/other/play/956

―――浜中町の町外イベント出店情報―――

さっぽろオータムフェスト8丁目会場

まるごと堪能!道内味覚 ほっかいどう市場

場所:札幌市大通公園8丁目 オータムフェスト8丁目会場29番ブース(南西側端)

出店期間:9月11日(金)~9月15日(火)※第1期

営業時間:10:00~20:30(20:00ラストオーダー)

今年は9月11日(終日)と12日(昼過ぎ頃~閉店)に銭形警部のコスプレで呼び込みボランティア参加予定です。

ルパン三世の幟を目印に浜中町の味覚を味わいに是非いらしてください。

―――おまけ―――

巻末エッセイ 銭形コスプレ顛末記

7月末

ルパンフェス開催前特集の放送で缶バッジキャンペーン攻略法を紹介すべく、検証取材旅行に訪れた。

普段、浜中町の取材へは銭形警部のコスプレ姿で赴く。

帽子とコートは現地では着用するが、往復の列車では着ない。

過去のルパンフェスで汗だくになりながらコートを着た事は何度もあったが年々上がる気温、それからこのときの取材旅行ではインタビュー収録は無いので、私は暑さ対策を重視しいと思った。

それでもルパン三世の聖地、浜中町に行く上で私なりに敬意を払いたいと考えた。

モンキー・パンチさんは生前、浜中町にコスプレで訪れるファンが来るととても喜んでおられ、コスプレで来てくれる人が増えてくれたら嬉しいと仰っていたからだ。

さて、どうしよう?

ふと、浜中町オリジナルの描き下ろしイラストが頭をよぎった。

ぼんやりとした頭でパソコンのモニターを見る。

インターネットで赤いリュックサックを物色し、カメラマンベストと呼ばれるポケットの沢山付いたベストを見る。

次いで茶色いシャツを検索する。

アウトドアスタイルの銭形警部なら割とハードルは低い事が分かった。

長靴と白い望遠レンズを付けたカメラ以外を注文すると、缶バッジキャンペーン取材に間に合った。

普段、浜中町で取材するときは大抵は暑さとの闘いになる上、インタビュー取材先には差し入れを持参している。

缶バッジキャンペーン取材ではインタビューを行う事は無いものの、ルパンフェスで大勢のファンがお店を訪れる事、またそうさせるべくラジオで紹介する事を考え、私の矜持として缶バッジ配布店へ差し入れを持参する事にした。

宿泊先の2軒を含む29軒分のお菓子は菓子店の一番大きな袋でギリギリ入りきる分量になった。

取材旅行の間、首から下げたカメラの肩紐の下はカメラマンベストの色を濃くしていた。

水の入ったペットボトルが1本、また1本と空になっていく。

いつものコート姿だったら危なかったかもしれない。

缶バッジキャンペーン取材での格好は想像以上に快適だったので、今回のルパンフェスは往復だけこの格好で過ごそうと画策した。

いつもの銭形スーツとコートをガーメントケースに入れて準備をして迎えたルパンフェス前日の8月21日。

茶色の長袖シャツに茶色のサファリハット,イラストに合わせてポケットを減らしたカーキグリーンのカメラマンベスト,ベージュ系のズボン,右脚の付け根側に黒いメモケースとペン,赤いリュックサックを合わせてアウトドアスタイルの格好はした。

ルパンフェスの二日間は着ないで前後の移動日だけ着用する簡易なものだからという理由と、物理的に荷物が多い事からダサくても靴は通常の銭形コスプレ用の革靴を着用した。

通常の銭形コスプレ用にコートの共生地であつらえた帽子,ベルト,コルトガバメントのエアガン,ロープを結び付けたおもちゃの手錠は持った。

眠い目で最終確認を済ませ、準備は完璧 と勇んで出発し、札幌駅で特急に乗り換える所で妻が一言。

「ねえ、コートやスーツは?」

血の気が引いて倒れそうになった。

一番忘れてはいけないガーメントケースを家に置いてきた。

友人との釧路駅での待ち合わせは特急おおぞら1号の到着後すぐ。

茶内駅で別の友人とも落ち合う約束をしていた。

缶バッジキャンペーンのお店への案内をする予定でいたし、厚岸の駅弁の手配もしていた。

取りに戻る訳にはいかない。

意を決して方針を変更した。

アウトドアスタイルの銭形警部コスプレでルパンフェスの二日間も過ごす。

缶バッジキャンペーン取材の前にそれなりにこだわって服と小道具を揃えていたので新たに揃える必要があったのは長靴だけだった。

レンズ交換式カメラは持ち歩いていたが、高価な白レンズは持っていないし、仮に私が富豪だったとしても途中で立ち寄る事ができる場所に売っているような代物ではない。

レンズだけは早々に諦め、浜中町内にあるホームセンターで長靴を探すことにした。

そうと決まれば後は早い。

例年、トレンチコート姿を目印に声をかけてこられる名前を知らない方々が複数いらっしゃるので、SNSで正直にコートを忘れた旨を発表した。

アウトドアスタイルで会場入りする旨だけは伏せておいた。

浜中町オリジナルの描き下ろしイラストとは言え、町民の大半はコスプレであるとは気付かない格好だから、分かる人だけ分かってくれたらそれで良かった。

幸い、釧路空港で販売中の『ルパン三世』×TAG LIVE LABELのオリジナルラベル缶にも採用されている絵柄だったので、来場されるルパン三世ファンなら何とか気付く格好ではあった。

茶内駅に到着後、友人と缶バッジキャンペーン対象店へ立ち寄りつつ、霧多布の近くにあるホームセンターに寄り道してもらい、長靴は事なきを得た。

スペシャルステージで栗田さんは「暑いから今日はコート着てないみたいだけど」とフォローした紹介をしてくださったけれど、行く先々でどういじられたかは言うまでもない。

次回以降のルパンフェスでは暑くてもこれまで通り自宅からスーツを着ていこうと心に誓った。

おわり


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