『よむよむかたる』の著書・朝倉かすみさんがご出演!
2024年10月9日
CONNECT! 10月11日(金) 12:30頃~
小樽出身の作家、朝倉かすみさんがご出演!
2024年9月19日に、小樽を舞台にした最新刊『よむよむかたる』を出版されました。
<あらすじ>
物語の舞台は「小樽」。
コロナ禍が明け、『喫茶シトロン』には80代、90代が中心の「坂の途中で本を読む会」の6人のメンバーが集います。課題本を音読し、意味や解釈を語り合う中で、亡くなった息子や小学校の教え子たちとの思い出など、さまざまなエピソードが蘇ります。
小説家という夢に挫折し、『シトロン』の雇われ店長になった主人公の安田は、読書会に立ち会うたびに少しずつ心が揺り動かされていきます。
そして、発足20周年の公開読書会当日を迎えたとき、ある大きな変化が訪れるのでした――。
最後のページを読み終えたとき、読者は必ず小樽の街を訪れたくなり、そして小樽の人たちと触れ合いたくなる、そんな心温まるストーリーです。
10月12日(土)は、旧北海製罐第3倉庫で開催される「第3倉庫・食とアートのイベント」でトークライブにご出演されます。
番組では、最新刊のことやトークイベントについて伺います。
ぜひお聴きください!
PROFILE
・朝倉かすみ
1960年北海道小樽市生まれ。
2003年「コマドリさんのこと」で第37回北海道新聞文学賞を、04年「肝、焼ける」で第72回小説現代新人賞を受賞し作家デビュー。
09年『田村はまだか』で第30回吉川英治文学新人賞を受賞。
19年『平場の月』で第32回山本周五郎賞受賞。
他の著書に、『ほかに誰がいる』『てらさふ』『満潮』『にぎやかな落日』など多数。